こんにちは。asovica(アソビカ)、運営者の「りょう」です。
飛び石でフロントガラスにヒビが入った、駐車場でこすってしまった——そんなとき悩むのが「車両保険を使うべきか、自腹で直すべきか」です。保険を使うと翌年から等級が下がり、保険料が数年間上がります。修理費より保険料の増加分のほうが大きくて、結果的に損をするケースも少なくありません。
そこで、現在の等級・年間保険料・事故の種類・修理費の4項目を入れるだけで、「保険を使った場合に増える保険料」と「受け取る保険金」を比べて損得の目安がその場でわかるシミュレーターを用意しました。無料・登録不要で、入力内容がどこかに送信されることもありません。
保険を使う?使わない?損得シミュレーター
4つの入力だけで、保険を使った場合の保険料アップ額と損得の目安がわかります。
この試算の前提・注意事項
- 等級別の割増引率は損害保険料率算出機構の参考純率(2021年9月届出)に基づく目安です。実際の割増引率・保険料は保険会社や契約条件によって異なります。
- 現在は無事故係数が適用されており、事故有係数適用期間が0年である前提で計算しています。すでに事故有係数適用期間中の方は結果が異なります。
- 翌年以降の基本保険料は現在と同額が続く前提です(年齢・車両・補償内容の変化、料率改定は反映していません)。
- 「保険料の増加額」は、保険を使わず無事故で更新し続けた場合との差額の累計です。
- 保険を使うかどうかの最終判断は、ご契約中の保険会社・代理店にご確認ください。本ツールの結果を保証するものではありません。
このシミュレーターの計算の仕組み
自動車保険には「ノンフリート等級制度」という保険料の割引・割増の仕組みがあります。等級は1〜20等級まであり、1年間無事故なら翌年に1等級ずつ上がって保険料が安くなります。逆に保険を使うと、事故の種類に応じて翌年の等級が1つまたは3つ下がるうえ、一定期間は同じ等級でも割引率の低い「事故有係数」が適用されるため、保険料の上がり幅は等級ダウンの数字以上に大きくなります。
このシミュレーターは、「保険を使わず無事故で更新し続けた場合」と「保険を使って等級が下がった場合」の保険料を1年ごとに計算し、等級が追いつくまでの差額を合計します。その合計と、受け取る保険金(修理費から免責金額を引いた額)を比べて損得を判定する仕組みです。等級ごとの割増引率は、損害保険料率算出機構の参考純率(2021年9月届出)に基づいています。実際の割増引率や保険料は保険会社・契約条件によって異なるため、結果はあくまで目安としてご覧ください。
「1等級ダウン」「3等級ダウン」「ノーカウント」の違い
同じ「保険を使う」でも、事故の種類によって等級への影響は大きく違います。
- 1等級ダウン事故:飛び石・盗難・台風や洪水・いたずらなど、気をつけていても防ぎにくい損害で車両保険だけを使った場合。等級が1つ下がり、事故有係数が1年間適用されます。
- 3等級ダウン事故:車同士の事故や電柱への自損事故、当て逃げ被害の修理などで保険を使った場合。等級が3つ下がり、事故有係数が3年間適用されます。
- ノーカウント事故:弁護士費用特約やファミリーバイク特約、個人賠償特約などだけを使った場合。等級は下がらず、翌年の保険料にも影響しません。
なお、事故有係数の適用期間は事故のたびに積算され、上限は6年です。フロントガラスの飛び石修理は代表的な1等級ダウン事故なので、「思ったより上がり幅が小さかった」というケースもあります。まずは上のシミュレーターで実際の金額を確かめてみてください。
結果の見方と注意点
結果には「3年間の増加額」と「等級が追いつくまでの累計」の2つを表示しています。事故有係数の影響が大きいのは最初の1〜3年ですが、等級の差はそのあとも数年間残るためです。受け取る保険金が累計を上回れば「使う方が得」、3年間の増加額にも届かなければ「自腹が得」、その中間なら「ほぼ互角」と判定しています。
判定が僅差の場合や、すでに事故有係数の適用期間中の場合は、ご契約の保険会社に「使った場合の次回更新の保険料」を試算してもらうのが確実です。事故の連絡や見積もりの依頼だけでは等級は下がらないので、金額を見てから使うかどうかを決められます。
試算で保険料の上がり幅を見て「乗り換えれば等級は戻せるのでは」と思った方は、引き継ぎのルールを先に確認しておくと判断を誤りません。
関連記事:自動車保険の乗り換えで等級は引き継ぎできる?条件と注意点
よくある質問
保険会社に連絡しただけで等級は下がりますか?
下がりません。等級が下がるのは、実際に保険金を受け取った(保険を使った)場合です。事故の報告や「使った場合の保険料がどうなるか」の確認だけなら等級に影響はないので、迷ったらまず連絡して、具体的な金額を聞いてから判断するのがおすすめです。
免責金額とは何ですか?
車両保険を使うときの自己負担額のことで、「1回目5万円・2回目10万円」のように契約時に設定します。たとえば修理費15万円・免責5万円なら、保険から支払われるのは10万円です。免責金額が大きいほど受け取る保険金が減るため、損得の分かれ目に影響します。シミュレーターでは免責金額を差し引いた受取額で判定しています。
使うかどうか、修理してから決めてもいいですか?
修理前に保険会社へ連絡し、損害の確認を受けておくのが原則です。先に修理してしまうと損害状況を確認できず、保険金の支払いが難しくなる場合があります。「使うかどうかは後で決めたい」と伝えたうえで、まず連絡と写真などの記録を済ませておきましょう。
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保険を使うかどうかの判断で数万円、保険料そのものの見直しで年間数万円変わることもあります。修理や保険で迷ったときは、このページのシミュレーターを入口に、落ち着いて金額を比べてみてください。
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