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洗車とポリマーで愛車を輝かせる!最適なメンテ術

こんにちは。asovica(アソビカ)、運営者の「りょう」です。

愛車の輝きを維持するために、洗車やポリマーのコーティングについて色々と調べている方も多いのではないでしょうか。

せっかく綺麗にしても、洗車機に入れても大丈夫なのか、ポリマー加工後の洗車頻度はどれくらいがベストなのか、迷ってしまいますよね。

また、ガソリンスタンドでおすすめされるメニューのデメリットや、厄介な水垢をどう防ぐかなど、悩みは尽きないかなと思います。

この記事では、そんな洗車とポリマーに関する疑問をわかりやすく紐解いていきます。

愛車を長く綺麗に保つためのヒントが見つかれば嬉しいです。

  • ポリマーコーティング車に適した洗車方法と洗車機の危険性
  • 愛車の美観を維持するための適切な洗車頻度とタイミング
  • ポリマー特有のデメリットや水垢問題に対する具体的な対策
  • ガソリンスタンドやDIYでの施工費用とメンテナンスのコツ

洗車とポリマーコーティングの基礎

まずは、洗車とポリマーコーティングの基本的な関係性についてお話ししていきますね。

愛車をピカピカに保つためには、ポリマーの性質を正しく理解して、それに合ったお手入れをしてあげることがとても大切です。

ここでは、日々の洗車で気をつけたいポイントや、シャンプーの選び方、そして悩みの種になりやすい水垢への対策などを詳しく見ていきましょう。

洗車機とポリマーの相性とは

洗車機がポリマーコーティングに傷をつけるリスクを警告する禁止マーク

ポリマーコーティングをした後は、「これで洗車がぐっと楽になる!」と期待してしまいますよね。

でも実は、ガソリンスタンドなどにある自動洗車機に入れるのは、個人的にはあまりおすすめできません。

現代の洗車機はブラシの素材がスポンジや柔らかい布に進化していて、昔に比べれば格段に車に優しくなっています。

それでも、不特定多数の泥だらけの車を連続して洗うという性質上、ブラシの先端に目に見えない微細な砂粒や硬い汚れが残っている可能性はゼロではありません。

注意

ポリマーの被膜は、フッ素やシリコンなどの樹脂でできており、ガラスコーティングなどと比べて非常に柔らかいという特徴を持っています。

そこに砂粒を含んだブラシが高速回転で強い圧力をかけて当たると、柔らかいポリマー層には無数の細かい「洗車傷(スクラッチ)」が刻み込まれてしまうんです。

一度洗車機に入れたからといって、コーティングが全て剥がれ落ちるわけではありません。

しかし、表面が荒れることで光が乱反射し、結果としてツヤが著しく落ちてしまいます。

さらに厄介なのが、その削られた傷の隙間に新たな排気ガスやミネラル汚れが入り込みやすくなり、ポリマー本来の防汚性能を根本から壊してしまう悪循環に陥ることです。

愛車を長く綺麗にいたわるなら、洗車機の使用はできるだけ避けて、手洗いを心がけた方が安心かなと思います。

ポリマー車の洗車頻度とコツ

泡をたっぷり使った手洗い洗車で直線的にスポンジを動かす正しい洗い方

洗車機が苦手なら、やっぱり手洗い洗車が一番ですね。

では、どのくらいの頻度で洗えばいいのでしょうか。

車の保管状況にもよりますが、屋外駐車なら月に2回程度、屋内ガレージなら月に1回程度がひとつの目安かなと思います。

ポリマーは環境の影響を受けやすいため、鳥のフンや虫の死骸、花粉、黄砂などの汚れが付着した場合は、期間にこだわらず早めに洗い流すことが長持ちの最大の秘訣です。

手洗い洗車のコツは「流体力学的なアプローチ」

手洗いをする時は、スポンジでいきなりボディをゴシゴシ擦るのは絶対にNGです。

シャンプーをバケツでしっかりと泡立てて、ボディとスポンジの間に「高密度の泡の層」を介在させた状態で、優しく撫でるように洗うのがポイントです。

この泡がクッションの役割を果たし、砂埃などの微粒子を包み込んで塗装面から浮かせてくれます。

さらに、スポンジを動かす時は円を描くのではなく、一定の方向(直線的)に動かすことで、万が一の摩擦傷も目立ちにくくなります。

物理的な摩擦係数を極限まで下げるイメージで洗うと、ポリマー被膜へのダメージを最小限に抑えることができますよ。

専用のポリマーシャンプー

中性で研磨剤なしのカーシャンプーの選び方チェックポイント

手洗い洗車をするときに意外と迷うのが、カーシャンプーの選び方ですよね。

ポリマー施工車には、必ず「中性」で「ノーコンパウンド(研磨剤なし)」の専用シャンプーを選んでください。

ここを間違えると、せっかくのコーティングが台無しになってしまいます。

洗浄力が強すぎるアルカリ性の洗剤は、油脂をベースとしたポリマー被膜そのものを溶解させてしまう恐れがあります。

また、「水垢スッキリ落とす!」といった謳い文句のコンパウンド入りシャンプーは、細かい研磨剤が入っているため、被膜を物理的に削り落としてしまいます。

これでは本末転倒ですよね。

カー用品店に行くと、1,000円前後からポリマー被膜に悪影響を与えずに、汚れだけを分解・除去する高度な化学成分(特殊な分散剤など)を配合した製品がたくさん売られています。

パッケージの裏面を見て、「コーティング車対応」「中性」「研磨剤ゼロ」という表記があるか、しっかり確認してから購入するようにしてくださいね。

ポリマーの厄介な水垢対策

水道水のミネラル結晶化による水垢を防ぐため乾く前に素早く拭き上げる重要性

洗車をしていて一番ガッカリするのが、綺麗に拭き上げたはずなのに残っている白いリング状のシミ、いわゆる「水垢(イオンデポジット)」ではないでしょうか。

これは、水道水や雨水に含まれる微量なミネラル成分(カルシウムやマグネシウム、ケイ素など)が、水分が乾くときにボディに取り残されて結晶化したものです。

注意

ポリマーコーティングは水が滑り落ちる性質(滑水性)を持つものが多いので、ある程度は水垢を防いでくれますが、完全な防止は不可能です。

長期間放置するとミネラルが塗装やコーティングを化学的に侵食し、後戻りできない陥没(ウォータースポット)へと悪化してしまうリスクがあります。

これを未然に防ぐためには、洗車をする環境設定が極めて重要です。

直射日光が当たる日中や、走行直後でボディが高温になっている時の洗車は絶対に避け、早朝や夕方、または曇りの日を選ぶのが理想的です。

そして洗った後は、水滴が自然乾燥してしまう前に、吸水性の高い大判のマイクロファイバータオルなどを使って、一滴残らず素早く水分を拭き取ることが、コーティング保護の絶対条件になります。

ポリマーのメンテナンス法

ポリマーは重ね塗りではなく古い被膜を除去して入れ替えるのが正しいメンテナンス方法

しばらく車に乗っていてポリマーの撥水やツヤが弱くなってきたなと感じたとき、「とりあえず上からもう一回コーティング剤を塗ってしまおう(重ね塗り)」と考える方も多いかもしれません。

確かに、洗車傷などの細かい凹みの部分に新しい樹脂成分が充填されるため、一時的に傷が隠れてツヤが復活したように見える「修復的(隠蔽的)な効果」は期待できます。

ただ、化学的な観点から厳密に言うと、重ね塗りを何度繰り返しても、被膜自体の絶対的な硬度や耐久性が倍増するわけではありません

ポリマーは完全硬化しない柔軟な被膜なので、汚れや酸化した古い被膜の上に新しいものを乗せても、定着力が弱くすぐに剥がれてしまいます。

費用と手間ばかりがかかってしまうのが現実です。

ですので、ポリマーの正しいメンテナンス法は、「重ねて分厚くする」のではなく、「洗車では落ちない劣化した層を専用のクリーナーで優しく洗浄・除去し、新たな犠牲被膜として定期的に完全に入れ替える」というアプローチが正解ですね。

自らが劣化することで塗装を守る「犠牲の鎧」だと思って、定期的にリフレッシュしてあげましょう。

洗車で守るポリマーの効果と費用

ここからは、洗車で守るべきポリマーコーティングの具体的な効果や、施工にかかる費用面についてさらに深掘りしていきましょう。

ポリマーには手軽さという素晴らしいメリットがある一方で、知っておくべき弱点も存在します。

ご自身のお財布事情やライフスタイルに合わせた最適な選択ができるよう、リアルな情報をお届けしますね。

ポリマーのデメリットと弱点

真夏の炎天下で黒い車のボディが高温になりポリマーが柔らかくなるリスク

手軽で素晴らしいツヤが出るポリマーですが、もちろん完璧な魔法のコーティングというわけではありません。

一番の構造的な弱点は「熱に非常に弱いこと」ですね。

ポリマーはワックスの進化系であり、成分に多くの油脂や樹脂を含んでいるため、真夏の炎天下などでは被膜が熱で柔らかくなりやすいんです。

特に黒などの濃色車にお乗りの方は要注意です。

(出典:日本自動車連盟(JAF)『真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)』)のデータによれば、真夏の炎天下において黒い車のボディ表面温度は、白やシルバーの車と比較して極めて高温に達することが実証されています。

ポリマーを施工した黒い車が直射日光を浴びると、熱で軟化した油脂被膜に大気中の排気ガスや砂埃がベタっと張り付いてしまい、かえって美観を損ねる原因になることも少なくありません。

注意

また、濃色車は洗車傷や白い水垢が視覚的に圧倒的に目立ちやすいという宿命もあります。

そのため、熱や傷に対して非常にデリケートな黒い車で、かつ屋外駐車が中心という過酷な環境であれば、熱で被膜が軟化せず物理的な硬度も高い「ガラスコーティング」を選んだ方が、結果的に長期間ボディを守れるかもしれません。

ポリマー被膜の耐久性

屋内駐車のライトユーザーにはポリマー、屋外駐車の濃色車にはガラスコーティングを推奨する比較

カーケア市場には様々なコーティングが存在しますが、成分や硬化プロセスによって明確な寿命の階層があります。

ポリマーコーティングの耐久性は、一般的に3ヶ月から1年程度(概ね数ヶ月)と言われています。

ワックスの数倍の耐久性はありますが、無機質で完全硬化するガラスコーティングと比べると、どうしても短期的から中期的な寿命に留まります。

それぞれのコーティングがどのくらいの期間持つのか、またどんな特徴があるのか、ざっくりと耐久性の目安を表にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

コーティング別の耐久性と特性目安


コーティングの種類
主な成分と特性期待される耐久期間
油脂系(ワックス等)天然蝋や石油系溶剤。ボディに乗せるだけの物理的塗布。2週間から1ヶ月
樹脂系(ポリマー)フッ素やシリコン等。化学結合を伴うが完全硬化はしない。3ヶ月から1年
ガラス系コーティング樹脂成分にガラス繊維(無機物)を一部含有させたもの。6ヶ月から2年
純ガラスコーティング無機質のシリカ等。空気中の水分と反応し完全硬化する。3年から5年

※耐久期間はあくまで一般的な目安であり、紫外線や酸性雨、日々の洗車状況などの環境要因により大きく変動します。

DIYでのポリマー施工法

鉄粉除去と脱脂による下地処理がポリマーコーティングの定着を左右する

市販のポリマー剤を使って自分で施工(DIY)するのも、車いじりの醍醐味ですよね。

最近は洗車後の濡れたボディにスプレーして拭き上げるだけで完了する商品もたくさんあって、数千円から手に入り本当に便利になりました。

ただ、DIYで最も重要であり、そして多くの方が妥協しがちなのが「完全なる下地処理」です。

どんなに高級で良いコーティング剤を買っても、ボディに鉄粉や見えない油膜が残っていると、その上から膜を作ることになり、すぐに剥がれてしまいます。

本気で本来の光沢を引き出すなら、まずはエンブレム周りの細部洗浄を行い、専用の粘土やスプレーで通常の洗車では落ちない鉄粉を除去します。

ポイント

さらに、カーシャンプーでは落としきれない古いワックスや排気ガスの油汚れに対して、油膜除去剤を用いて「脱脂作業」を行うことが極めて重要です。

水をかけた時に、表面張力で弾かずに水がベタッと薄い膜のように馴染む状態(親水状態)になっていれば、コーティング剤を強力に受け入れる完璧な下地が完成したサインですよ。

ガソリンスタンドでの施工

自分で本格的な下地処理からやるのは時間もないし自信がない!という方は、ガソリンスタンドやカー用品店の専門店にお願いするのが一番確実で安心かなと思います。

プロは熟練の技術に加えて、専用の特殊照明やシミにならない純水装置、ポリッシャーを用いた研磨作業など、私たちがDIYでは用意できない環境で、塗装を傷付けずに不純物を完全除去してくれます。

例えば大手チェーンなどのメニューを見ると、とても合理的な階層構造になっています。

数千円で手軽にツヤを出せる短期回復型のポリマー的メニューから、1万〜3万円台で毎年塗り替えるスタンダードなガラス系、さらには5万円以上する最上級の完全硬化ガラス被膜まで、予算と希望する耐久性に合わせて選ぶことができます。

初期費用を抑えて数ヶ月ごとにプロの手でリフレッシュするか、最初にお金をしっかりかけて数年間圧倒的な綺麗さをキープするか。

万が一の事故の際に保険対応できる「施工証明書」が発行されるメニューもあるので、ご自身のニーズに合わせてお店で相談してみるのも良いですね。

洗車とポリマーの最適戦略

ライフスタイルに合わせてポリマーかガラスコーティングか最適な戦略を選ぶ

ここまで、洗車やポリマーコーティングに関するさまざまな物理的・化学的なメカニズムをお伝えしてきました。

愛車の色(熱吸収率や汚れの目立ちやすさ)や駐車環境、そして「どれくらい日々の洗車に時間と愛情をかけられるか」によって、最適なカーケアの形は大きく変わってきます。

屋外駐車がメインで黒い車にお乗りの方や、日々の洗車の手間を極力減らしたい「本格派」の方は、思い切って圧倒的な耐熱性や耐スクラッチ性を持つ完全硬化型のガラスコーティングへ移行することが、長期的には最も合理的な選択肢になると思います。

逆に、休日のたびにこまめに手洗い洗車をするのが苦にならず、安価な専用ケミカルを使って洗車のたびに被膜を補充・リフレッシュするプロセス自体を楽しめる「ライト派」のユーザーにとっては、ポリマーコーティングの持つ手軽さとコストパフォーマンスの高さは間違いなく最強の味方になってくれます。

ご自身のライフスタイルに合った洗車とポリマーの最適戦略を見つけて、いつまでもピカピカの愛車とのカーライフを存分に楽しんでくださいね!

【免責事項とご注意】

※記載している費用や耐久期間などの数値は、あくまで一般的な目安であり、効果を保証するものではありません。
※DIYで使用する鉄粉除去剤や油膜除去剤などの強力なケミカル類の取り扱いは、ご自身の車の塗装状態(クリア層の劣化具合など)をよく確認した上で、自己責任にて行ってください。
※正確なサービス内容や費用については各メーカーの公式サイトや施工店舗にて最新情報をご確認ください。
※お車の状態(深い傷、塗装の陥没など)に関する最終的な判断や修復は、専門家やプロの技術者にご相談されることを強く推奨いたします。

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